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ペットにおける精油・アロマの活用に関して

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2025.02.25

ペットにおける精油・アロマの活用に関して
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2月23日に開催した「ちょっとヒントなオンライン勉強会」にてお寄せいただいたご質問を多くお寄せいただきましたので、いくつか論文を共有させていただきたいと思います。

現時点で私が探すことができた論文で、関連性があると感じた3つを共有させていただきます。

また、論文は決してネガティブなものばかりがあるわけではなく、有効的な活用に関する内容も見受けられるため、日本で言われているような
ネガティブさの情報の根源がどこにあるか不思議に感じています。
(私も理解や把握を深め学びたいと願っているため、ペットの使用における不具合が精油だと特定できるような検証結果や研究などを知っている方は、その出元の情報や場所をぜひ教えてください)

勉強会の中でもお話をさせていただいた内容として、まず私たちはペットが「精油だけ」を香りとして捉えているということではないということ、そしていかなる香りを放つ芳香分子が嗅覚から働くことがわかっているとなると、日常生活の中で犬猫を中心とした世界の環境で香るあらゆる香り、人間の食事、人間が使用するいかなる洗剤や芳香剤、そして交通機関関連の排気ガスまで、全てが犬猫にも影響しています。

精油は、あくまでその精油自体の化学成分での議論であり、精油の通称名(学名必須)だけでは何がどう影響しているかは特定できない状況であると思います。

そして、それは室温や環境、体調によってもどの成分を嗅覚受容器で捉えているかに違いも生じるはずなので、エビデンス化は容易ではないこともわかっています。人間と同じく、ペットそれぞれ、犬猫それぞれといった余白を十分に考えた上で検討しなければいけないということになると予測できます。

続きは、ぜひARTQフォーラムで共有させてください。

この記事を書いた人

アネルズあづさ

アネルズあづさ

執筆者プロフィール

医学博士
株式会社Blue ink代表取締役
グローバルオーガニックフォーミュレーター
プロフェッショナルアロマセラピスト
クリニカルマタニティアロマセラピスト
自律神経バランスアロマセラピープロフェッショナル
東海大学体育学部体育学科卒業
弘前大学大学院医学研究科産婦人科学専攻